寅さん
テレビ映画劇場 男はつらいよ・花も嵐も寅次郎
「もう一度言うぜ!女の口説き方てエのは経験がモノを言うのよ。」
遠く大分の地を旅していた寅次郎。そこで、東京のデパートに勤める螢子(田中裕子)と、動物園で飼育係をしているという三郎(沢田研二)に出会った。温泉地で螢子にちょっかいを出しては楽しんでいる寅次郎を恨めしそうに見つめる三郎。というのは、三郎も螢子に惚れているのだが、その朴訥な性格ゆえ自分の気持ちを口にする事が出来ないのだ。チンパンジーの気持ちは理解できても、微妙な女心はサッパリという三郎に哀れみを感じる寅次郎。そこで寅次郎は、三郎に手取り足取り恋のイロハを教え込んでいく。寅次郎の働きもあって、螢子と三郎は結ばれる事に。恋愛コーチに成功した寅次郎だったが、二人の結婚を祝福をする事も無く、また旅に出てしまうのであった。
(ウィキペディア)